上司を嫌いになったら、終わり(2)
結果として非常に早い時期でプロモーションを重ねましたが、そういう私も決して順風満帆な滑り出しではありませんでした。
- 確か3人目の上司だったと思います。入社後3年目くらいのころです。最初の数ヶ月が過ぎた頃:
- その新しい上司に私は一つのIssueの経過報告に行きました。問題点について説明したところ、彼が僕にどうしたらいいと思うかと、聞きました。僕なりに思うところを説明したのですが、その上司は淡々とした口調でおまえは駄目だ、ということをいうのです。今でもどういわれたか原文で覚えています。
- I don't think you have capability to resolve such a business issue, I mean, lack of business sense. I don't think you have sufficient skills in your current responsibility, either.
- まだ英語のそれほど堪能でなかった私でも、さすがにショックでした。でも彼の部屋を出たときには私はすでに「じゃあ自分がとるべきNext Stepはなんだろう」と考えていました。答えは彼とのDiscussionを元に方向性を修正し、早速関係海外に連絡を取り解決を図ることでした。。
- 結局彼とは3年のつきあいでした。終わってみれば、私は彼に2回もプロモーションしてもらっていました。
- 今でも彼は他の国で戦略部門の顧問をしています。時々電話でおはなししますが、私に対するRespectも感じられる対応で逆にこちらの身が細る重いです。
- あのとき私が悲観に暮れてNegativeになっていても、あるいは切れて反抗していても今の私はなかったのではと思います。